【ジョニー・デップ】周りにも知ってもらいたいジョニー・デップの画像集[筋肉]


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七色の変化球で幻惑する技巧派の投手が直球を投げたら、これがまたとてつもなく速かった。古くさくて陳腐な比喩になってしまったが、そんな感じだ。(52)のことである。来年1月公開の「ブラック・スキャンダル」(スコット・クーパー監督)で、実在の犯罪王を演じ、シリアス一直線の剛速球演技を見せている。見開いた目はリアルに怖い。睨まれたら本気で死にたくなるのではないか、と思わせる迫力だ。伊坂幸太郎さんの小説に眼力だけで人を死に追いやる殺し屋「鯨」が出てくる。映画化された「グラスホッパー」で、この役を演じた浅野忠信の目には微妙なCG処理がしてあった。それはそうだ。「人を殺す目」を生身で演じるのは難しい。だが、今回のデップは素のままだ、と思う。「アリス・イン・ワンダーランド」(10年)のマッドハッター役で、思いっきりCG化した大きな目は確かに不気味だったが、そんな「装飾」を抜きにした今回の方が迫力がある。デップの地力というべきか。「アリス-」はもちろん、代表作の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、盟友ティム・バートン監督(57)との数々の作品などで見せた七変化の成り切りキャラには、いつも感心させられてきた。が、今回は何かを足して役作りをするのではなく、むしろ引いて-髪は明らかに頭頂部をすいて薄くしている等々-こそぎ落としたような演技が見どころだ。「ブラック・スキャンダル」は70年代のボストンが舞台。アイルランド系の移民が多く住むサウスボストン(サウシー)でギャング団を率いるバルジャー(デップ)は、北ボストンのイタリア系マフィアと抗争を繰り返している。サウシーの幼なじみでFBI捜査官となったコノリー(ジョエル・エドガートン)がボストンに赴任すると、2人は共通の敵であるマフィアをつぶすために手を結ぶ。バルジャーの弟ビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)が有力な上院議員だったこともあり、バルジャーはしだいに無敵の存在となっていく。勝負勘の驚くほどの鋭さ、裏切りに対する容赦のない姿勢、仲間内での深すぎる愛…バルジャーのキャラクターはすべての方向に異常にとんがっている。だが、胸の内が熱くなるほど表面は冷く見え、その起伏は目と眉間のシワだけに現れる。難役だ。デップはそれを隙なくやってのけている。アクションシーンも最小限の動きでキレを印象付け、会話シーンの端々にもゾッとさせる小技を盛り込んでいる。バルジャーの「笑顔」ににらまれただけで、親友の妻が思わず落涙してしまうシーンがある。デップの笑顔のアップの殺気は何なのだろう。試写室でも思わずつばを飲み込んだ。最近では泥酔騒動が何度かあり、日本での記者会見をドタキャンしたこともあった。が、今作では文字通り、俳優としての底力を見せている。これまで3度ノミネートされながら1度も取れていないアカデミー主演男優賞に今、一番近いところにいるのではないか、と思う。来年2月の発表が楽しみだ。

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